シンガポールで子どもの歯科矯正 一か月経過と娘の様子 矯正直後でも食べられる食事
シンガポールで子どもの歯科矯正をはじめた我が家。矯正装置を四六時中つけ続けるのって想像以上に大変です。子どもともなると余計に負担は増大。
いざ歯科矯正をはじめるのを決めたはいいけど、我が子への負担は大丈夫か、つけ続けることは可能なのか心配になりますよね。
我が家は先日、シンガポールで子どもの歯科矯正装置の装着を開始して一か月が経過し、初めての診察に行ってきました。
シンガポールで子どもの歯科矯正の治療法、費用、期間などの詳細はこちらの記事をご覧ください。
装着初日からこの一か月間、付け外しや不快感との戦い、食べ物などいろいろと大変で工夫が必要でした。現在は歯科矯正開始から1か月たちましたが、娘はすでに慣れており自分で付け外しできるようになっています。
この記事では、歯科矯正によるお子さんの負担や保護者としてできるサポートに不安を抱えている方への参考になればいいなと思います。
装置着用から1か月 進行状態をチェック
先生が登場するやいなや、
と装着時間のチェックが入りました。装置着用前の写真と比較して、「着実に動き始めているよ」と見せてくれました。3週間で目に見えて顎が動いていてちょっと感動。
嚙み締めた際に上の歯が下の歯全体をすっぽりおおいかぶせていた3週間前と比較し、いまは噛み締めた状態でも下の歯並びが少し見えるようになっていました。
この調子で装着するように、とグーサインをいただきました
装置の感覚を広げる
6週間後の次回の診察までは、自分で定期的に装置の幅を広げるよう指示がありました。SIMカードの抜き差しに使うようなピンを差し込み、前に倒すと左右に広がる仕組みです。
週2回、歯磨きのときにはずしたついでに行います。マウスピースにこのような仕組みがあることを知らず、忍者屋敷の鍵を渡されたかのよう。笑
次回の診察予約
次回は6週間後に定期チェックを予約するよう指示がありましたが、夏休みの一時帰国を挟むため少しはやめ(4週間ちょっと経過)に予約をしました。
それまでは今まで通りしっかり装着、週2回のマウスピースを広げる作業を忘れないように、ということ。
歯科矯正直後でも食べられる食事
矯正器具を装着しての食事は想像以上に大変でした。マウスピースがあることで、噛み締めた状態でも上と下の奥歯どうしが届かない。
この状態でどうやって食べ物を噛むのだ?といった状態。先生は2週間も経てば正常に食べられるようになるよとおっしゃっていたけど、にわかに信じがたい。食が楽しめないことが矯正器具装着のストレスにつながってしまうのではないかと心配しました。
食べたいのに食べられないストレスが娘に定着する前に、あまり咀嚼しなくてもいい柔らかいものを準備しました
- ごはん
- おかゆ
- うどん
- 大根
- さつまいも
- 豆腐
- スクランブルエッグ、温泉卵
- ヨーグルト
- ゼリー
- グラタン
- ハンバーグ
- シチュー
- ポトフ
- 茶碗蒸し
- つくね
- オムレツ
- ポテトサラダ
- にゅうめん
- たまごかけごはん
- そぼろごはん
- つみれ汁
娘の小学校はお弁当なので、最初の3日間は毎日そぼろ弁当、おかずなしでした。4日目くらいからは噛めるようになってきたのか連日のそぼろ弁当にあきてきたのか、普通のお弁当でも大丈夫そうというリクエストがはいり、そぼろの卵は卵焼きに、牛ミンチはハンバーグに進化しました。
その後数日は噛み切れないおかずがお弁当箱に残っていることもありましたが、いまとなっては装着していることも忘れるくらいなんでも食べています。
【追記】シンガポールで子どもの歯科矯正 セカンドステージ
シンガポールで歯科矯正を初めて1年4か月経過し、セカンドステージに移行しました。ファーストステージの上あごを広げるワイヤー器具とは異なり、無職透明のマウスピースです。
24時間体制で装着していたファーストステージと違い、こちらは就寝時だけでいいので簡単です。
なんだかプレオルソを思い出す形状。型どりなしのマウスピースなのにSGD350もします。ひえ
上あごは永久歯が生えてくるスペースをじゅうぶんに確保できたので、あとは乳歯が抜けるのを待つだけの状態。それまではこの新しいマウスピースで舌の位置を整えあごの筋肉を整えていきます。
2か月後の診察まで様子をみていきます。
今回は先生おすすめの歯磨き粉のサンプルをいただけました。
さいごに
シンガポールで子どもの歯科矯正をはじめてみたものの、食事がしにくく辛そうな娘をみるとかわいそうになり挫折してしまいそうになりました。
保護者ができることは、できるだけ食べやすい食事の準備と歯科矯正の辛さへの共感です。
継続していればいつしか支障なく過ごせる日々がやってきますし、それはそう遠くはありません。娘もいまは、なにごともなかったかのように慣れています。
お子さんの将来のために、親子で乗り越えていけたらいいですね。
参考になればうれしいです!!
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