設置費込み1000ドル以下 \世界変わる/ シンガポールで賃貸OK食洗機を購入
シンガポールのコンドミニアム(マンション)ははじめから食洗機が備え付けられているお部屋もありますが、我が家はありません。かなしみ。
料理するだけでも大変なのに、食べ終わった後の片付けが残っているなんて過酷すぎ
入居当時から欲しかった卓上食洗機を入居後1年経ってやっと購入したのでレビューさせてください
購入した食洗機
Panasonic 5-set capacity desktop easy-to-install dishwasher
日本版だと食器洗い乾燥機 NP-TA4
安心の日本製、天下のパナソニック様です
なぜこれにしたか
我が家は家電に関しては夫婦そろってPanasonic大好きというのもありますが、食洗機選びにおいてゆずれない条件が4つありました
- たくさん入る
- 変圧器不要
- 所定の場所に置けるサイズ
- お部屋の原状回復ができる設置方法であること
卓上食洗機で洗える食器の数は限られるのは承知の上で、でもせっかく買うならできるだけ大きいものがいい
いろいろとネットで調べていると、わたしの理想サイズは公式では5-6人用、(5-6 setting capacity)であることがわかりました
現在住んでいるコンドのオーナーさんが割と細かいタイプで、夫が食洗機を設置する許可を得るときも原状復帰マスト、どこも傷つけない、穴あけないと念押しされたのでこちらも設置方法については慎重になりました
※わたし1人だったらオーナーに許可すらとらないと思うけど
入手方法
結論から言うと我が家は“ezBuy”というオンラインショップで購入し、結果的に中国から輸入というかたちになりました
日本でPanasonicの卓上食洗機が人気なのは知っていましたし、わたしも買うならこのくらいの大きさがいいなという漠然なイメージがあったので世界のPanasonicさん、シンガポールにももちろんあるでしょと思い検索をかけました
ここからが長かった…
シンガポールでPanasonicの卓上食洗機の取り扱いがないのは早々に承知しまして、それなら類似品をと思い「counter-top dishwasher 5 setting capacity」と検索。
卓上ではないがっつりインストールするタイプのものや、卓上かと思えば単身者用、もしくはサイトにはあるけどシンガポールでの取り扱いはなし、生産終了品などなど。
ネットショッピングが当たり前のように普及しているこの世の中で、こんなにも苦労するとはおもいませんでした
ezbuyの商品ページは見ていましたが、Amazonでも楽天でもないこの得体のしれないECサイトで高額な、しかも大きめのサイズの商品を購入するのが未知すぎてはじめは踏み出せず。
一度あきらめてシンガポールの家電量販店(Best Denki、Harvey Norman、Courtsなど)を数件まわってみたところ、まず食洗機の数がめちゃ少ない
こちらはメイドさんを雇っているご家庭が多いからか、あまり需要がないのかなぁなんて思いつつ、どこの電気屋さんにも卓上食洗機として唯一置かれていたTOSHIBAのこちらを見学
TOSHIBA MINI 5L Portable Dishwasher DWS-22 ASG (K)
これは工事不要、水栓に繋ぐ必要もなく付属のジャグで汲んだお水を上の穴から流し込んで使用するタイプ
コンセントプラグさえあれば面倒な作業なしで手軽に使える仕様です
はじめは「たくさん入る」という我が家の条件を早々に満たしていないと候補から外していましたが、Twitterで実際にこの食洗機を使っている方のお話を聞いていると、これもかなり使い勝手がよく重宝しているという方が続々
細かいものはこれに任せるだけで随分と違う、見た目よりも案外入るという貴重な意見もいただきました
面倒な段取りはすっ飛ばして、とにかく早く欲しい方には手軽かつ気軽に購入できるこちらをおすすめします。
そんなこんなで悩みに悩んでいた数日後、息子のお迎えに出たらなにやらお隣さんの玄関先に大きい段ボールが置き配されている。そこにはなんといまわたしの脳内を9割占拠しているezBuyの文字が
コンドの下に降りると、とても大きなezBuyの配送用トラックがとまっていたので存在確認完了、購入への背中を押されました
設置方法
今回購入したPanasonic 5-set capacity desktop easy-to-install dishwasherには分岐水栓が必要です
ezBuyの商品ページや日本の同じモデルのパナソニック公式ホームページにも、各家庭で使用中の水栓に合った分岐水栓を準備するようにという指示がありました
シンガポールで今のコンド(マンション)に合った分岐水栓をどこで手に入れればいいか分からなかったので迷わず業務委託。
分岐水栓の入手(これも中国から取り寄せたそう)から設置までまるっとプロにお任せして完結させました
価格
食洗機設置にかかった費用の合計は$931.29(シンガポールドル)です。
内訳は以下
- 食洗機:$592.79
- 輸送費:$88.50
- 分岐水栓:$180
- 設置費$70($30の出張費込み)
はじめは分岐水栓代と設置費用合わせて$300と言われたのですが、ここで出るわたしの関西人スピリッツ。$50の値引きに成功しました
食洗機は我が家の購入時はこの価格でしたが、ちょこちょこサイトを見ていると変動が激しく$200-300前後で上がったり下がったりしています
このブログを書いている時点では、わたしの購入後の値上がりから25%オフのセールになっていたりするので、逐一チェックして安い日を狙うことも可能です
配管業者
配管業者は主人が見つけたローカルの業者です
依頼から出張、細かい要望までWhatsApp(日本でいうLINE)上でのやり取りなので多少英語が苦手でも落ち着いてやりとりできます。なんならあちらの英語もおかしいときあり。
設置に来てくれるまでのやり取りや値段の交渉のゆるさまでローカル感丸出しで笑ってしまうくらいだったのですが、肝心の設置じたいは丁寧かつ親切でびっくり
食洗機が中国使用なので操作ボタンの中国語の訳をメモに書いてくれたり、シンク下の配管部品が古くなっていてもともと少し水漏れが起きていたところも無償で新しい部品に交換してくれました
我が家を担当してくれた方に紹介してもいいかと尋ねたらOKをもらえたので、分岐水栓を取り付けるべく業者さん探しをしている方がいればブログお問い合わせ、InstagramやTwitterのDMでご連絡ください
※分岐水栓の値段の変動、お住まいのコンドの場所や使用している水栓の型によって値段が変わるらしいので、多少の前後はご了承ください
コンセントプラグも中国使用ですが、電圧はシンガポールと同じ220Vなので変圧器は不要、変換プラグだけ必要です
退去時の現状回復が可能
退去時は取り付けた分岐水栓をごっそり外して、もともと使っていた水栓をはめなおすだけなのでお部屋に穴をあけたり傷つけることもありません
我が家がお願いした業者に事前に見積もりをお願い(といっても帰るときにちょろっと聞いただけ)したら、「んんん~60くらい?」とめちゃくちゃ言い値が返ってきました
得意な方ならセルフでできる程度の作業レベルだと思いますが、退去時の引っ越し作業でバタバタなのを想像すると、きっと我が家はまたお願いするかなと思っています
購入から設置までの期間
食洗機の購入から設置まで1か月はみておくのが無難です
特に時間がかかるのが
- 食洗機到着:3週間弱
- 分岐水栓到着(業者取寄せ):1週間
お急ぎの方や引っ越しに合わせてばちーんと合わせたい方は余裕を持って手配するが吉です
我が家は食洗機購入から設置までのあいだに一時帰国を挟んでしまったので、随分と長い間食洗機が玄関先に鎮座していました
そういう意味でもTOSHIBAの卓上食洗機ならその場で購入してコンセントプラグに繋げばいいだけなので、2人家族や多少食器の量は妥協できるという方には手軽でおすすめです
使ってみて
控えめに言って最高以外のなんでもないです
おおげさではなく世界が変わりました
我が子たちは習い事がない日は必ずプレイグラウンド(公園)で遊びたがるので、今まではこどもたちのバスのお迎えから寝るまでがノンストップ。
こどもたちが学校のあいだに夕飯の準備は完了していますが、帰宅後すぐにお風呂、上がったらお菓子を食べたがるのを阻止するべくすぐ夕飯、明日の準備、宿題のまる付け、ピアノ、などなどやることはエンドレス。
はあ~やっと寝た~と思っても残る夕飯の片付け。ぐったり
習い事のある日は送迎でさらに疲れているので、本当に省きたい家事ナンバーワンでした
食洗機がきてからは、食器をちょちょいと入れてスイッチを押すだけなので娘が宿題をしている隙に完了
ピアノの練習にも付き合えるようになったし、寝る前にこどもたちとゆっくりお話しした後の、夜の自分時間もぐんと長くなりました
精神衛生上とてもよき。
まとめ
持論ですが、家事って育児と違って自分でやる必要は1mmもないと思っています
お母さんはただでさえやることがいっぱい
なんでも手に入るシンガポールとはいえ、日本との違いを乗り越え工夫する毎日
そんななかで大切な我が子の安全と健康を守ってるわたしたちってすごくない?(笑)
少しでも時間を生み出すシステムを作って、自分をいたわってあげたいものです
参考になれば嬉しいです!
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