あみのプロフィール
はじめまして、あみです。
TOEIC885点
2児の母(娘9歳・息子7歳)
3か国、計15年の海外生活
- こども向けオンライン英会話歴6年
- 娘は小4で英検3級一発合格
- こどもと一緒に6年間で累計2万分以上のレッスンを受講
2人の子どもを育てるママです。娘は小4、息子は小2。
現在、娘といっしょに英検挑戦中!
\英検3級を一発合格!/
英語塾なし、オンライン英会話だけです。
このブログでは、おうち英語を頑張る保護者のかたに向けて、キッズ向けオンライン英会話をはじめとする、こどもの英語学習に関するさまざま情報をシェアしています。
1番伝えたいこと
英語を学ぶことの本当の目的は、ただテストで高得点を取ったり、「話せるようになる」ことがゴールではありません。
英語は、世界中の人たちとコミュニケーションを取るための便利な道具です。
最近では、「英語コーチ」や「TOEIC高得点」、「英検1級」などの肩書きを持つ人がたくさんいて、それぞれが発信する情報があふれかえっています。
ですが、彼らが実際にその英語力を使って、世界でどれだけの経験をしてきたのかが記されていないことが多いです。
「英語を勉強すること」と、「英語を使ってグローバルに活躍すること」は、全くの別世界。
自分が学んできた英語が、一歩外に出ると全く通じない、言いたいことが伝わらない、という経験は想像以上に苦しいものです。
わたしは15年間の海外キャリアと生活において、言葉が通じない苦労、アジア人差別、ホームシックなどさまざまな挫折を味わってきました。
でも、こうした経験を乗り越える中で、心からいま、使える英語の価値を実感しています。
実際、わたしの周りにいる多くの海外在住ママたちは、
学生のころはまさか将来、自分が海外に住むなんて思っていなかった
と言います。人生そんなもんです。なにが起きるかわかりません。
子供の頃から英語に触れておくことは、間違いなく資産になります。
また、単に英語スキルを身につけるだけでなく、グローバルに通用する人材を育てるための教育が必要だとわたしは思います。
英語学習で最も大事なのは「継続」です。比較的安く、送り迎え不要で続けやすいオンライン英会話は、現代の子育て家庭にはとても助かるツールです。
ぜひ一緒に、我が子たちの世界を広げるための「つかえる英語」教育をサポートしていきましょう。
こどもたちが未来に向けて、自分の声を持ち、世界と繋がる力を育むお手伝いをすることが、親である私たちの大切な役割です。
世界のタブーに触れる、ちょっとネガティブなはなし
無限の可能性がある子どもたちの将来にとって、英語ができないことが人生にどのように影響するか、考えてみたことはありますか?
自分の子はきっと日本を出ることはないから大丈夫。
いまはAIが発達して、英語が話せなくても仕事はできるでしょ
確かにそうかもしれません。
ITの発達によって、数年前からは考えられないほど優秀な翻訳アプリが活用されていますし、写真を撮って文字をコピペするだけで、英文の書類は難なく内容が理解できてしまいます。
では、実際に海外に身を置かなければならなくなった場合はどうでしょうか?
私が15年間の海外生活を通じて感じたことから、親としてぜひ知っておいてほしい現実をお伝えします。
ITの発達で人の感情は操れない
英語ができないことで、差別意識を受ける。
この時代に、うそでしょ?
と思うかもしれませんが、人種差別には長い歴史があり、その背景すべてを取り払うことは、時代が変われど簡単なことではありません。
実際にわたしは12年間の客室乗務員人生の中で、アジア人差別のような言動や行動を受けることもたびたびありました。
そのたびに自分を守れたのは、英語力です。
もちろん言い返すようなことはしませんが、現地の人と同じように世間話で返すだけで、
この人は英語がわかる人だな、下手なこと言わないでおこう
という空気が流れる体験を何度もしてきました。
子どもたちが海外で活動するチャンスが増える中で、英語を話せないというだけで、自分の意見や気持ちが無視されたり、軽視されたりすることがあるかもしれません。
「外国人が日本語を話せなくても当たり前」だと感じる私たちですが、英語を母国語として話す人たちには「言葉が通じない」という経験がほとんどありません。
これは、日本語という独自言語(その国でしか通じない言語)を母国語とする、私たち日本人の子どもたちが直面する可能性のある、大きなギャップです。
これは非常に残念なことですが、目を背けられない現実なのです。
どれほどITが進化し、国境や言語の壁を超えて人と人が繋がることができる時代になったとしても、根深い偏見や差別意識が消えるわけではありません。
技術が便利さや効率をもたらしても、人の心の持ちようまでは変えることができないのです。
意思疎通できないと、のまれる海外生活
海外では「言ったもんがち、聞いてみたもんがち」という文化が根付いています。実際の海外生活では、
絶対ダメだと思ってたけど、聞いてみたらすんなりOKだった!
ということが本当によくあります。
日本人は外からみると、本当に謙虚で控えめな性格です。日本人にとっての
図々しいかな…
これ聞いたら失礼かな…
という感情は、他の国の人には理解されません。
自分から積極的に話さないと、何も得られないということです。
もし我が子がせっかくのチャンスを逃したり、得られるはずの機会を損なったりすることがあるとしたら、心苦しくありませんか?
わたしは苦しいです。
自分の言葉で意見を伝えられないことで、子どもたちの将来にどれだけの損失をもたらすことになるか、考えてみてほしいのです。
優秀な人材ほど、海外に送り出される時代。国際社会で生きていくためには、英語を学ぶことは選択肢ではなく、必須条件と言っても過言ではありません。
ここまで読んでくださった熱心な保護者の方は、今、不安を感じたり、危機感を覚えてしまった方もいるかもしれません。
大丈夫です。親も子も、今日が一番若い日。
このブログを通じて、一緒に子どもたちの可能性を広げていきましょう。
あみの英語学習歴
- 英語学習開始は小3
- 難関高校の英語学科で挫折
- 英語1本の総合型選抜 (旧AO入試) で大学に進学
- 初めての海外留学でトラウマ
- ワーホリで殻を破る
- 外資系CA12年
- 海外生活ことしで16年目
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長年の英語学習経験
私が英語に触れたのは、小学校3年生のときに親が英語塾に入れてくれたことがきっかけです。
当時は正直、宿題も適当にやっていて、単語をノートの端から端まで書く宿題も、大きな字で2個ぐらいで終わらせてしまうほど嫌でした(笑)。
そんな中でも、街の看板を見て「TASAKI(タサキ)」と読めたり、家のタオルの「GIVENCHY(ジバンシー)」を「ギブンチー」と読んでいて、いつの間にか自然に英語に触れていた記憶があります。
親が早めに英語に触れさせてくれたおかげで、知らず知らずのうちに英語が身近なものになりました。
※いまでさえ英語は一般的な習い事となりましたが、当時は小学生から英語を習っている子は、周りにはまったくいませんでした。
得意だと思っていた英語で挫折
小学生から英語を継続していたおかげで、人よりも英語が得意だった中学時代。英語に特化している難関校に進学。
高校に進んでからは、英語の試験や面接が本当にハードで、周りには全国から集まった、英語がとにかく得意な帰国子女だらけ。
一気に、
自分、できない人だ
と感じることが増えました。
はじめてのシャドーイングや英語でのプレゼンは本当にきつくて、一度は英語が嫌いになったくらい。英語の授業が少ない木曜日が癒しだったことを覚えています。
当時の時間割
この英語スパルタ学科のお陰で、大学は英語1本の総合型選抜(旧AO入試)で入学しました。
- 神戸市立葺合高等学校国際科
【SGH: Super Global High school指定校】
スーパーグローバルハイスクール (SGH) とは:グローバルリーダー育成に貢献する教育を通して、コミュニケーション能力・問題解決力等の国際的素養を身に付け、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を図ることを目的としている学校。公式ホームページ - 関西学院大学
2023年度総合型選抜(旧AO入試)情報
苦痛だらけだった、はじめての海外生活でのトラウマ
大学生でカナダに留学。現地に着いてみると、英語でのコミュニケーションが思った以上に難しくて、ホームシックになってしまったこともあります。
カナダでホストファミリーといえば、ネイティブな発音で話すカナダ人を想像していたのですが、ちょっとクセのあるフィリピン人だったところからのスタート。
今思えば、毎日雪のカナダで心身ともに病んでいたと思います。
いまのようにスマホも地図アプリもない時代。特にバスの運転手さんに行き先を伝えようとしたとき、発音に自信がなくて紙に書いて見せたら、運転手さんがちょっと不機嫌で。(笑)謎にキレられてトラウマになったこともあります。
このとき、「自分が習ってきた英語の通じなさ」を痛感しつつ、たいして乗り越えられないまま帰国。
2度目の挑戦
その後、オーストラリアにワーキングホリデーで行きました。
そんな辛い経験したのに、よく2度目行こうと思いましたね。
若さってすごいですよね、いまはもうそんな無謀なことできません (笑)
カナダの経験があったので不安だらけでしたが、初めの2〜3ヶ月で一気に英語力が伸びたのを感じました。
日本人がほとんどいない地域だったので、自然と他の国の友達と仲良くなりました。クラスメイトとは毎日BBQをしたり、クラブに行ったりして、本当に楽しい日々を過ごしました。
また、友達に教えてもらった「ゴシップガール(アメリカのシリーズドラマ)」をダウンロードして観る中で、登場人物の発音を真似てシャドーイングを続け、英語の発音もどんどん良くなりました。
いま考えると、ホストファミリーや現地の言語学校の先生の存在など最高の環境がそろっていたので、いろんな人ともっと積極的に話せたらよかったなと思うことも多いです。
海外キャリア
その後、香港最大の航空会社であるキャセイパシフィックエアウェイズに勤務。キャビンアテンダントとして働き、香港を拠点に約12年間、世界中を飛び回っていました。
最初の頃は、英語に加えて広東語も混じる「キャセイカルチャー」に驚き、
わたしの学んできた英語はこんなんじゃない
と抵抗する時期もありました。(笑)
香港で生活し、同僚と働きながら慣れていくにつれ、いまでは『現地語のほうが仕事がしやすいことば』は広東語混じりで話します。
実際に現地の言葉や文化に触れることで、周りの人との距離が縮まると気づいたからです。
英語を話すだけではなく、その国の文化を知ることで、コミュニケーションの幅が大きく広がることを学んだ貴重な経験でした。
退職する頃には、このキャセイカルチャーしかり、カナダでのフィリピン人ホストファミリーしかり、世界はノンネイティブの英語スピーカーが8割を占めている事実をあらためて実感しました。
海外生活
今は、シンガポールで家族と暮らしながら、キッズ向けのオンライン英会話の選びかたや、海外生活についてインスタグラムで発信しています。
自分の子供にも英語を教えながら、子供たちがどんなところでつまずくかや、どうすれば楽しく学べるかを日々模索しています。
ちなみにですが、子どもたちはシンガポールの日本人学校に通っているので、家でも学校でも日本語環境です。(日本人学校の先生は日本の公立小学校の先生)
※日常生活で英語を使う機会はほとんどありません。
「言葉が通じない不安」を感じた経験があるからこそ、今の生活に生かすことができていると改めて思います。子供たちにとって、英語を楽しく学べる環境を提供できるよう、これからもサポートしていきたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!
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